こんにちは、すがらです!
カップヌードルのYouTubeとX(Twitter)に新しいCMと思われる動画『濃厚ミルクシーフー道ヌードル』の動画が公開されましたね。
この動画を作ったのはおそらくニコニコ動画のヘビーユーザーに違いないと思いますが、果たして元ネタがわかる方はどのくらいいるのでしょうか?
今回は『ミルクの音!』という通販風のお二人と、突然挟み込まれる『DAISUKE…』のパラパラの男が誰なのか、その元ネタについて見ていきましょう。
カップヌードルCMのミルクの音篇
10月23日に公開された冬限定のカップヌードル『濃厚ミルクシーフー道ヌードル』の動画が注目を集めています。
通販風のお二人がカップヌードルの宣伝をしているのですが、左側の女性の反応が一挙手一投足濃すぎて面白いですね!
男性がカップヌードルの蓋を開けると、「あー!ミルクの音!!」
お湯を注ぐと、「あー!北海道産粉乳の音!!」…いや分からんて(笑)
と思っていたらツッコミどころはそれだけではありません。
お二人の「これ大好き!」に被せるようにして突如『DAISUKE…』という曲が流れ、パラパラを踊る男性に画面が切り替わります。
一見すると繋がりは全く意味分かりませんが、一方で懐かしさに胸がいっぱいになった方も一定いるのではないでしょうか。
ミルクの音!の通販、元ネタは?
ご存知の方もいるかと思いますが、これらには元ネタがあります。
主にニコニコ動画で流行っていた動画たちで、通販の方は『株式会社長寿乃里』が昔販売していた水素水メーカーの通販番組が元ネタです。
左側の女性はナレーター・タレントをされている鳥羽美音子さん、右側が実演販売士のタイガー尾藤さんです。
名前 | 鳥羽美音子 |
読み方 | とば みねこ |
生年月日 | 1969年11月23日 |
出身 | 埼玉 |
職業 | ナレーター TVリポーター 番組アシスタント |
ニコニコ動画でもいくつかぶっ飛んだ通販番組まとめ動画などがありましたが、この水素水の通販も同じくらい人気がありました。
なんといっても鳥羽美音子さんの『水素の音〜!』という溌剌とした反応が、一瞬「水素の音って何?」と思ってもちょっと面白くなって見てしまうのがミソです。
また、かどやのごま油とコラボした際には『あ〜!ごま油の音!』と言っていたそうなので、音は持ちネタの一つとなっているのかと思います。
ご自身のアクセサリーブランド『COCOLUNA』を立ち上げられたそうですが、運営されていたアメブロなどの更新は現在残っていませんでした。
名前 | タイガー尾藤 |
読み方 | たいがー びどう |
生年月日 | 1969年11月23日 |
出身 | 埼玉 |
職業 | ナレーター TVリポーター 番組アシスタント |
また、タイガー尾藤さんは元ミュージシャンのタレント実演販売士です。
2004年からTV通販大手のQVCでフライパンの実演販売に抜擢され、売り上げ総額は120億円という実力の持ち主です。
通販番組だけでなくバラエティ番組やラジオ、展示会やイベントにも参加され、実演販売のテクニックを体系化したセミナーや研修会も行うなどかなり幅広い活動をされています。
DAISUKEのパラパラを踊っていた男性は誰?
そしてこのお二人が「大好き」というタイミングに被せて突如切り替わる謎の曲とパラパラを踊る男性、何者かご存知ですか?
あの曲もかつてニコニコ動画でかなり流行ったユーロビートの曲で、DJユニットの『横田商会』が手がけた『DAISUKE』という楽曲です。
歌詞は英語なのですが、サビの部分だけなぜか『DAISUKE…』となっていることから、かっこいい楽曲のはずがネタ曲として人気でした。
そして無表情でキレッキレのパラパラを踊る男性のダンス力に対し、撮影場所がどこかパーテーションで区切られた会議室っぽい雰囲気もあることで、サビの『ダイスケ』のミスマッチと相まってかなり強烈な印象が残りますよね。
ちなみにこのパラパラの男性は横田商会のメンバーではなく、ダンサーのDai.さんという方です。
『HHH』という名義でも活動しており、ダンスや作詞も行っています。
なぜ前編英語に対して最後だけ『ダイスケ』になったのか、ダイスケって誰やねんと当時思っていたものですが、横田商会のREMO-CONさんがX(Twitter)でこのように語っていました。
そもそもdaisukeは「大好き」って歌詞で当初は書いていたが、ボーカルレコーディング中に突如「ダイスケにしよう!」と言い出した。 俺が。
— REMO-CON (@REMOccCON) November 15, 2016
どっちにしろ最後の部分は日本語でしめる予定だったようですが、大好きとダイスケはかなり印象が違ってきますよね。
これで『普通の曲』として埋もれることなく、こうして令和の時代にもまた話題に上がる楽曲になったのですから(取り上げた日清の制作チームもそうですが)度々話題になったということで思惑は成功したのではないでしょうか。
まとめ
ここまでお読みいただきありがとうございました。
今回はカップヌードルの『ミルクの音!』の通販元ネタとDAISUKEのパラパラについて調べてみました。
コメント