こんにちは、すがらです!
格付けチェック2025では番組史上初の莫大なお金がかかった弦楽八重奏が演奏されることが発表されています!
その中でも特に注目なのが『グァルネリ・デル・ジェス・プリンス・ドリア』というバイオリンです。
非常に希少価値の高いブランドとして世界的に有名だそうなんですが、今回がアジア初公開なのだそうです。アジア初!格付けチェックの番組力はおそろしいですね…!
世界的に有名なバイオリンといえば、日本でもストラディバリウスが非常に知名度が高いかと思いますが、違いはどんなところにあるのでしょうか?
調べてみました。
格付けチェック2025にグァルネリが登場!
2025年1月1日午後5時からの『芸能人格付けチェック2025』では第2のチェックとして弦楽八重奏が演奏されます。
去年も弦楽八重奏は番組史上最高額総額75億円を記録しましたが、今回はそれを上回る総額79億5千万円の演奏が披露されます。
その中でもアジア初公開のバイオリン『グァルネリ・デル・ジェス・プリンス・ドリア』の演奏が特に気になりますね。
GACKT様は他の弦楽器の質の良さに気がつくとは思われますが、グァルネリの音色は聞いたことがあるのでしょうか?気になりますね。
グァルネリとは?
グァルネリは1698年から1744年に生きたバルトロメオ・ジュゼッペ ・グァルネリが製作した弦楽器です。
ヴァイオリンの世界3大名器と言われているブランド『アマティ』、『ストラディバリウス』、『グァルネリ』。ストラディバリウスとグァルネリはどちらもアマティの流れを汲んでいるそう。
グァルネリ一族はヴァイオリン、チェロ、ヴィオラを製作されたと言われ、なんとストラディバリウスとはライバル関係にあり、品質も同じくらい高いと言われています。
今回格付けチェック2025に登場するのは『グァルネリ・デル・ジェス・プリンス・ドリア』なので、一番下のバルトロメオ・ジュゼッペ・グァルネリが製作したものなんですね。
実はケンカが原因で警察に捕まり、刑務所に収容されている間でさえヴァイオリンを作っていたという逸話も残っているほど。時代を跨ぐほどの傑出されたプロというのは、どんな環境でも仕事一筋なんですね…。
ストラディバリウスの違いは?
ここまで見てきた中で、『グァルネリ』と『ストラディバリウス』の品質も実力もほぼ同等であるということがわかりましたが、主な違いはどんなところにあるのでしょうか?
ストラディバリウスは現代の技術や科学力でも『音色の再現不可能』とされ、非常に希少価値が高いことで広く知られていますね。
いくつか相違点をまとめてみましたので見ていきましょう。
音色の違い
調べてみると、グァルネリはストラディヴァリウスよりも音色が濃く、しっかりとした響きを持つことが多いとされています。
「音色が濃いってどういうこと…?」と思って他に表現している方がいないか見てみたところ、『野生的』や『芯のなる音』という意見もありました。
野生的…ということはしばしば”華がない”といった評価をされることもあるのだそう。
上に紹介する動画はグァルネリ・デル・ジェスの中でも最も有名な1742年のイル・カノーネの音色です。単体で音が聞ける動画があるとは驚きました。
ワインにしろヴァイオリンにしろ、『重厚感』や『洗練さ』を高級と評価する方が多いと思いますので、これは格付けチェック2025に出演する皆さんが騙されても無理ないのでは…と思いました。
現存数の違い
希少価値といえば、状態や現存数も大きく関係するかと思います。
ストラディバリウスが生涯製作したヴァイオリンの数を調べてみると約1000挺あり、現存数は約600挺と言われているそう。
一方で現存するグァルネリのヴァイオリンは200本にも満たないそう。そのような事情から、時にはストラディバリウスより高額の1000万米ドルを超える価格で取引されることもあるようです。
その多くは博物館や資産家の個人コレクションであったりするため、ほとんど世に出回っていないとされています。そのため、作られた数も多いストラディバリウスの方が有名になったのではと言われています。
そんなかなりの希少な中からレンタルを見つけてこれた格付けチェック製作陣は本当に何者なのでしょうか?
まとめ
ここまでお読みいただきありがとうございました。
今回は弦楽八重奏に登場するバイオリン・グァルネリについて調べてみました。
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