こんにちは、すがらです!
7月13日放送のドラマ『GO HOME〜身元不明人相談室〜』で、中学校の理科室においてある人体模型標本が本物の人骨だった!という衝撃的なストーリーから始まりますね。
ドラマでは「明治期にインドから輸入された」という話が りましたが、こういうケースは実際にあるのでしょうか?
また、そういったことが判明した場合、現在はどうなっているのでしょうか?
気になったので調べてみました。
GO HOME 〜身元不明人相談室〜
7月13日から放送の新ドラマ『GO HOME〜身元不明人相談室〜』。
全国に身元不明で亡くなった方は約2万体いると言います。
このドラマでは警視庁に身元不明人相談室があり、刑事課から協力を求められ、身元を割るべく奔走します。
筆者自身、葬儀業界にいたこともあり、このドラマを見て主人公の小芝風花さん演じる三田桜や月本真がご本人に向かって手を合わせる姿勢にとても感動しました。
また、山の中で遺留品を見つけて去っていく捜査官を見送るご本人と、見えないながらも意思を受け取って頷く三田桜の演出がとても良いなと感じました。
理科室の人体模型標本に本物の人骨ある?なぜ?
1話では中学校の理科室に忍び込んだ犯人が捕まり、人体模型の標本が本物の人骨であった、という衝撃的なストーリーから始まります。
昔からどの地域にも学校七不思議的なやつがあり、『理科室の人体模型が夜になると動く』なんて噂もありましたがどうせレプリカなんだから…と全く疑わなかったために、今回のドラマの1話あらすじを聞いて、そんなことがあるのか改めて気になりました。
ドラマ内では「インドから輸入されたもので、よくある話」だということが話されていましたが、事実なのでしょうか?
調べてみると、2019年に本物の人骨標本が実際に見つかっており、学校現場に動揺が走ったと報じられていました。
学校の「骨格標本」が本物の人骨と判明するケースが相次ぎ、学校現場に波紋が広がっている。産経新聞が47都道府県の教育委員会に取材したところ、少なくとも14府県で人骨が見つかっていることが分かった。文部科学省によると、事件性がなければ本物の骨格標本に問題はないが、経緯が不明なものが多いだけに不気味な印象が残る。なぜ、人骨がこれほど流通したのか。
THE SANKEI SHINBUN
産経新聞の各教育委員会への取材では、本物の人骨とみられる標本は鑑定未実施も含めるとこれまでに、秋田▽群馬▽新潟▽石川▽福井▽愛知▽大阪▽和歌山▽香川▽佐賀▽大分▽熊本▽宮崎▽鹿児島-の14府県で発見されている。
事件性がなければ本物であっても問題はないとされていますが、模型ではないとわかってしまったらそれはそれでソワソワしますよね。
また、なぜ本物の人体模型があるのかということについても産経新聞で報じられています。
なぜ、本物の骨格標本があるのか。順天堂大医学部の坂井建雄(たつお)教授(解剖学)は、その答えを明治期に見いだす。
現在、本物は流通していないが、今回警視庁に廃棄物処理法違反容疑で書類送検された標本制作会社のように、1989年ごろまではインドなどから輸入する業者があったとされ、坂井教授も「実際にチラシを見たことがある」と話す。
THE SANKEI SHINBUN
ドラマで『インドからの輸入』というのはこういった事実を元にした話だったのですね。
また、明治の医学校の人体解剖の一環として検体を標本にするということもあったよう。
そうした医学校は現在ほぼ閉校しているとのことですが、作られた標本は近隣の学校へ寄贈されたのではないかとも言われています。
現在はどうなっている?
こうした標本に関する問題はどうなったのかも調べてみると、文部科学省からも事件性がない限りは学校に保管することは法的に問題ないとの見解が出されているそうです。
そのため、現在も本物と判明してからも保管してある学校は一定数存在するものと思われます。
また、本物かレプリカか明らかになっていないケースも多そうですね。
上でご紹介した学校は鹿児島県の高校からの発見が発端となったそうですが、この学校は県警に鑑定を依頼し本物と認定されたものの、やはり身元特定には至らなかったそう。
その後、市が火葬し共同墓地に埋葬されたということなので、これでやっとご本人も安心して眠れるということなのでしょうか。
最近は孤独死などで身元引受人がわからず、市が火葬するケースも増えてきていると報じられていましたし、人骨と分かればこういった対応が主になってくるのかもしれませんね。
まとめ
ここまでお読みいただきありがとうございました。
今回は新ドラマ『GO HOME〜身元不明人相談室〜』の1話で放送された理科室の人体模型標本について調べてみました。
- 7月13日『GO HOME』第1話で理科室の人体模型標本が本物の人骨であったというところからスタートする
- 実際に中学校や高校などの学校で本物の人骨が標本として保管されているケースはある
- 明治時代にインドからの輸入や医学校での人体解剖の一環として標本を作ることがあった
- 文科省によれば事件性がない限りはそのまま保管しても法的に問題はないそう
- 現在も本物の標本を保管する学校はありそう
- 2019年に発見の発端となった高校では県警に鑑定を依頼したあと、市が火葬した
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