こんにちは、すがらです!
ドラマが始まりだす7月に先駆けて、『さっちゃん、僕は。』が6月11日から放送されますね!
このストーリーは純愛と破滅を描いた物語なので、ドロドロ系が好きな方はハマるかもしれません。
原作は漫画で、すでに完結していますので結末はどうなるのかも調べてみました。
今回はラストのネタバレが含まれていますので、ドラマでストーリーを追いたい方はご注意を。
さっちゃん、僕は。がドラマ化!
新ドラマ『さっちゃん、僕は。』が注目を集めています。
上京してきた主人公・片岡京介の前に現れる都会の人妻と地元の恋人の間で揺れる純愛と破滅のストーリーですが、主演を務めるのはFANTASTICSの木村彗人さんが単独で出演されることがわかっています。
最近、ボーイズグループの俳優活動がどんどん進んでいて、歌やダンスだけでなく毎週テレビで見られる機会が増えてきて嬉しいですよね。
他にも韓国からの留学生や居酒屋の店員役としてHi-Fi Un!cornのお二人も登場しますので、楽しみにされている方も多いのではないでしょうか?
放送は6月11日火曜日、夜11時56分からスタートです。
あらすじは?原作は漫画!
原作は2019年7月から2020年10月に集英社のジャンプ+で連載され、単行本はジャンプコミックスから発売されている漫画『さっちゃん、僕は。』です。ドラマは漫画と同タイトルですね。
作品を描いているのは朝賀庵先生で、この作品のほかにも『聖くんは清く生きたい』や2023年に実写ドラマ化された『犬と屑』も手掛けられています。
これらの漫画は電子書籍でもさまざまな媒体で配信しているんですが、完結済みの作品なので「ラストまで一気に読みたい…!」派の方も安心して読めます。
漫画は絵がとてもきれいでかわいいのもハマるポイントの一つで、普段の絵柄と小ボケのコミカルなタッチとの差もとても好きです。
タイトルの『さっちゃん』とは地元の恋人・小山内早智のこと。
片桐京介が東京で暮らしながら、心の中で早智に独白する描写が散りばめられています。
また、『手紙』というのもストーリー上の重要なポイントの一つ。
さっちゃんはアナログ派であるため、どんどん手紙を書いて送りますが、京介側の受け取り方や心情も手紙に表されていきます。
最終回はどうなる?登場人物とそれぞれの結末
ここからはストーリーの核心や最終回で迎えるそれぞれの結末についてご紹介していきます。
ネタバレしたくない方はご注意を。
まず注目したいのは片桐京介と国木田紫乃は『似たもの同士』だと感じている点です。
ここが二人の関係のキーポイントとなるのですが、それぞれのパートナーとの関係値が物語が進むにつれ大きく違っていたことに気付かされます。
初めて情を交わしまって以降、片桐京介は国木田紫乃に徐々に本気になり、地元の恋人・さっちゃんから純粋な愛を向けられてもうまく応えられなくなっていきます。
一方、国木田紫乃は旦那である要(かなめ)が完璧すぎるが故に『自分なんかを愛してくれているのか』と猜疑心に苛まれ、指輪を外したり他の男がいるような匂わせがエスカレートしていき、夫の愛情を試す行動をとっていました。
そんな中『旦那に少し似ている』雰囲気を持つ片桐京介が現れたのです。
そう、実は”夫の気を引くため”に誘惑していたということが明らかになるんです。
そして紫乃視点では今まで全く彼女に興味があるそぶりが描写されなかった夫、実はかなり紫乃を溺愛しており、会社では有名なほど。彼女が想像していたような完璧人ではないことが判明します。
国木田紫乃・要の結末
国木田要は興信所を使い、片桐京介に200万の慰謝料を請求。
一般的な額を調べてみると相場は50万〜300万との見解もありますが、学生の身分では200万はかなり高額ですよね。
紫乃に対してはもちろん激怒して離婚…かと思いきや、あっさりと浮気を許し拍子抜けさせます。
自分が全く知らなかった旦那の一面を知った紫乃は、他に手がかりがないか探りを入れると…興信所の名刺やアパートに隠された盗聴器、示談書のコピーも見つけてしまい、話し合うことに。
すると、要はボロ泣きしながら紫乃に謝罪。
離婚の準備のために証拠集めや京介への示談をしていたのかと思いきや、紫乃との関係をやり直すためでした。
二人は会話が足りずにすれ違っていただけで、とても想い合っていたことが分かり、これからは仲良く未来を歩んでいくことを決めます。
片桐京介とさっちゃんの結末
京介の浮気が明らかになった後、さっちゃんは関係を再構築しようと東京までやってきてお泊まりデートを敢行します。
いつも通りの楽しい日常を過ごし、北海道へ帰る前夜に観覧車に乗ろうと提案。
ロマンチックな夜景に良い雰囲気になったところでさっちゃんがそっと切り出します。
「京くん、別れよっかぁ」
京介が動揺するも、早智は浮気された事実がずっと胸に刺さったまま苦しんでおり、『好きではあるけど離れる』という選択肢をとります。
こうなって初めて、京介は本当に大切だったものが何であったのかを思い知り、そしてそれを失ってしまったことに気づきます。
物語がスタートした時のさっちゃんの雰囲気と、浮気に巻き込まれていったこの時点でのさっちゃん、かなり雰囲気が変わりますので、ここも心情変化を表すポイントではないかなと思います。
最終回、物語のラストは…
漫画の最終回として描かれているのは主要メンバーがそれぞれのパートナーと決着をつけてから4年後です。
慰謝料返済のため定期的に国木田家へ訪れ、支払い続けた京介は4年後、紫乃や要ととても良好な関係へと発展します。
紫乃と要の間にはかわいい娘も生まれ、今では幸せな生活を送っています。
一方で京介は未だにさっちゃんを忘れられずに引きずった状態なのが対照的です。
別れた後に届いたさっちゃんからの手紙にも、返事を書いたものの出せない封筒の山が溜まっていきます。
それからさらに数年が経ち、京介は38歳に。
あの日から動き出せないままの日々の中で、通っているお弁当屋で働く『なっちゃん』という女の子からデートの誘いをかけられます。
相手は20代で年齢の差があるものの、押しの強さに負けて受けることに。
そしてデートする中で『さっちゃん』との日々、そしてそのさっちゃんは数年前に別の人と結婚したことを知りながら、まだ気持ちを引きずっていることをポツリと話します。
その過去を知ったなっちゃんは、京介に突然のキス。
京介は戸惑いながらも少し惹かれ始めていることに気づき、少しずつ止まっていた時間が動き出します。が、その後なっちゃんから手紙を渡されるのですが、そこで本名が判明します。
『国木田 直緒』
おっと…これは…
そう、国木田紫乃・要の娘だったのです。
京介は『なるようになる』と半ば開き直ったことで、これまでの鬱々とした雰囲気から少し抜け出せやっと笑顔を見せるのでした。
漫画の最終回はここで終わりなので、なっちゃんとの関係は読者にお任せ…ということになっているのですが、ドラマではこれ以降の話がオリジナルとして描かれるのでしょうか?
そこがかなり気になりますが、ともかく物語はこのような感じでそれぞれの終わりを迎えます。
ドラマでは尺の関係上どうしても全てを映像化することが難しいとは思いますが、どんなふうに描かれているのか楽しみですね。
まとめ
ここまでお読みいただきありがとうございました。
今回は『さっちゃん僕は』のドラマについて調べてみました。
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