こんにちは、すがらです!
X(Twitter)を見ていると、北海道の美瑛町がトレンドに上がっているのを発見しました。
美瑛といえば自然が豊かで、富良野にドライブに行く道中でもついつい途中で寄ってしまう場所がいくつかあります。アイスクリームも美味しい!
そんな美瑛町、何かトレンドに上がるほどのイベントでもあったのかな?と思って開くと、なんと有名なシラカバ並木が伐採されるという衝撃の知らせがありました。
観光名所としても広く知られているはずなのに伐採が決定した理由はなぜなのでしょうか?
またいつからなくなったのかについても調べてみました。
美瑛のシラカバ並木が伐採された!?
大人気「シラカバ並木」が消えた!『セブンスターの木』隣接の観光スポット“オーバーツーリズム&日陰”問題が背景に…地元から惜しむ声も_北海道美瑛町https://t.co/LNQpKY59wA#北海道 #北海道ニュースUHB #美瑛町 #シラカバ並木 #伐採 #オーバーツーリズム
— 北海道ニュースUHB (@uhbnews_uhb) January 15, 2025
1月13日、美瑛町のシラカバ並木が伐採されたという情報が入ってきました。
15日にはテレビでも取り上げられ、道内では大きな話題になりました。
場所は北海道美瑛町のセブンスター近く。
一列に並ぶ38本のシラカバは冬の晴れた日には白と青のコントラストが美しい写真が取れますし、夏にも緑豊かで映えるため、多くの方が訪れる場所として知られていました。
美瑛好きな私としては残念だけど、地元民が話し合って決めたなら仕方ない。観光客はマナーを守って美しい丘のまち美瑛を堪能しましょ。
マナーよ。ほんと。
よその土地覗かせてもらっているという気持ちで行かねばならんのよ。
地元の人に迷惑かける方だめ!
民泊の騒音問題にも通じるけど、観光は、誰か(人や動物、自然)がいる/ある場所にお邪魔しに行く、という感覚が無いとサステナブルにはならないよね。
謙虚さが必要。
伐採された理由はなぜなの?
伐採された理由は大きく2つ。
シラカバ並木のある場所は作物を育てている田んぼが広がっています。夏になると生い茂るシラカバの葉が日陰となり、作物に影響が出ていたのだそう。
筆者の家にも作物をいくつか育てられるくらいの畑はあるのですが、隣の公園から伸びているクルミの木が半分くらい日陰を作り成りが悪いので『市よ、頼むから手入れしてくれ…』といつも思っています。
ちなみに秋には回収しきれないほどのクルミが落ちるので、春先に芽を摘まないとえらいことになります。作物を大事にする気持ちはよくわかる。
ただ、美瑛町のシラカバ並木は観光地として人気の場所でもあるので、作物のために木を手入れするのはそんなに難しくはない気がします。
やはりメインの理由としてはオーバーツーリズムによる交通渋滞やマナーの問題ではないでしょうか?
SNSでも地域住民の方から観光客が写真映えのために道路に飛び出したり、畑に踏み入ったりしていたという声もありました。
やはりどこの地域でもマナーの悪さからこうした元に戻らぬ対策に踏み切ってしまうというのは、寂しいことですね。
いつからなくなったの?
このシラカバ並木がいつからなくなった調べてみると、発表からすぐの2025年1月14日の午後2時にはすでに伐採されていたことがわかっています。
時間に猶予があると、やはり最後に見ておきたいと集まる方が多くなるためかなと思いました。
また、美瑛町は9年前にも『哲学の木』として有名だったポプラの木を伐採しているのをご存知の方も多いと思います。
こちらも今回と同じく、オーバーツーリズムによる交通渋滞や観光客のマナーが良くないという理由でした。
畑も踏み荒らされるし、これで良いと思う。
観光客が来ても潤わないし…
美瑛町にはまだ『クリスマスツリーの木』や『ケンメリの木』など有名な観光資源が残っていますが、この流れからすると、なくなってしまうのも時間の問題ではないかとさえ感じます。
千葉県袖ケ浦市にある『千葉フォルニア』と呼ばれているハワイジェニックなスポットがありますが、2022年にはオーバーツーリズムと無断駐車、写真のための道路への飛び出しなどが大問題となり、ヤシの木の伐採まではいかなかったものの、幹に大きく『駐車禁止』ののぼりが括り付けられることとなりました。
こうした観光地に向かう際には今一度、地域住民の邪魔になっていないか、ルールやマナーを心掛けて訪れたいですね。
まとめ
ここまでお読みいただきありがとうございました。
今回は北海道美瑛町の観光名所であるシラカバ並木が伐採された理由について調べてみました。
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