こんにちは、すがらです!
突然ですが、1日にがっかりする出来事が続くことはありませんか?
例えばアラームで起きられずに遅刻寸前、何もないところでつまづく、洗ったはずの食器にうっすらと汚れが残っている…など。筆者の場合、よく見かける残念な出来事のうちの一つは割り箸をきれいに割れない!ということ。
割り箸がきれいに割れないとどうなるか。
ちょっとオシャレなサラダを見つけたり新商品のドリンクを買ってせっかくテンション爆上げだったのに、その全てが台無しになるということ。
特に失敗続きの日だと、割り箸にトドメを刺される方もいるのではないでしょうか?
今回は割り箸のきれいな割り方と失敗する原因や理由について調べてみました。
割り箸をきれいに割るやり方
悩める割り箸の民のために、まずはきれいに割れる方法から見ていきましょう。
端的に言うならば『割り箸は横向きにして上下に向かって割る』ときれいに割れやすいです。
ただ、これだけでは少しぼんやりしたイメージの方も多いでしょう。
実は筆者、お茶を習っていた時代に『小笠原流礼法』という美しい動作やマナーについて先生から教えてもらったことがあります。
箸を持つ動作から色々と動き方はありますが、今回は割り箸を割る部分だけに焦点を当てて見ていきましょう。
1.割り箸の向きに注意
割り箸がきれいに割れない!と思ったら確認していただきたいのが割る前の持ち方です。
割り箸をきれいに割るためには横向きに持つのが良いとされています。
読んでいる方が右利き、左利きどちらかにもよりますが、右利きであれば箸先(食べる方)を左側に向けます。
こういう状況ですね。
次に持つ場所や力をかける部分の関係がありますので、左利きの方は箸先が右になるように向けましょう。
2.持つ場所に注意
次に持ち方と持つ場所に注目していきましょう。
まず、持つ場所です。
自分の利き手に合わせて箸先を向けたら、箸先から指3〜4本くらいの場所を持ちます。
思ったより先端の方を持つように感じるのではないでしょうか。
真ん中からの割れていない場所から程近い場所なので、割り始めにうまく力がかかるというわけです。
3.力のかけ方に注意
ここまできたらあとは割るだけです。いよいよ緊張の瞬間ですね。
割り箸の下になった部分は動かさず、上側だけ垂直に引っ張るようにしてゆっくり力をかけてみましょう。
下をしっかり固定してゆっくり力をかけることで、割れていない側にも均等に力がかかり綺麗に割ることができます。
そもそも割り箸で失敗するのはなぜ?その理由と原因
ここまで綺麗に割れる方法を一緒に見ていきましたね。
今までのやり方と大きく違ったり、意識するポイントがあったりして戸惑う気持ちもあるのではないでしょうか?
今までのやり方でもうまく割れていた時もあるはずですが、なぜ失敗しやすいのか…
その原因や理由もこの機会に知っておきましょう。
なんとなしに持つと、縦に割ってしまいがちですが、変な割れ方になってしまったり、途中で折れてしまったりしまいがちですよね。どうしてこうなってしまうのでしょうか?
それはズバリ、力加減です。
縦に割ってもきれいに割れた時は、両側に均等に力がかかっていたのでしょう。
深く考えずに割れば利き手の方に強く力がかかってしまい、短く割れてしまうわけです。
右利きの方であれば、画像のような割れ方はよくある『ちょっと失敗パターン』なのではないでしょうか。調べてみると芝浦工業大学大学院の古川修さんという方も2011年に『材料力学』という観点から割り箸のきれいな割り方について研究されていました。
手順は上で紹介したものとさほど変わりはないですが、下側を利き手で持ち、逆手で上側を引っ張ると良いとされています。
芝浦工業大学 大学院:古川修によると
雑学情報
縦に持ち両手で引っ張ると、
利き手の方が引く力が強うのでどちら
か片方に力が偏る
●割り箸は横にして割る
1、箸を横に持つ
2、箸先から指3本分
3、利き手で下側を固定
4、逆の手で上側を持つ
5、ゆっくりと引き上げる
箸の中央に亀裂が入りやすく綺麗に割れる
このことからも、きれいに割る最重要ポイントは力加減であるということがよくわかります。
割り箸を割る時のマナーもある
ちなみに、筆者がその昔習っていた先生によると、箸を縦に割るのが良くない理由は他にも。
『きれいに割れない』以外には左右に腕を動かすことによって周囲の人にぶつかってしまう危険性を教えられました。
ラーメン屋さんのカウンター席などの席間隔が狭い場所では特に、今でもそのことを思い出します。
横に割るのはきれいに割れるだけではなくマナー的にも良いので、皆さん今日から割り箸は横割り派になってみませんか?
よければ皆さん、ご自身は割り箸の成功率どのくらいなのか筆者と他の読者の方々に教えてくださいね!
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まとめ
ここまでお読みいただきありがとうございました。
今回は割り箸がきれいに割れるようになる方法と、失敗する原因について迫ってみました。
何気ない『割り箸を割る』という動作の中にも意識を向けるべきポイントがある
ということに驚いた方もいるのではないでしょうか?
次に割り箸を割るときは是非、横向きでゆっくりと割ってみてくださいね!
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